あいさん(女性/37歳)の海外旅行保険体験レポート
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旅行先 | フランス |
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旅行時期 | 2010年 |
加入保険 | JALカード(ゴールド)に自動付帯されている海外旅行保険 |
補償金額 | 25万円 |
フランスに短期滞在している時に、スリの被害に遭った体験談です。
旅行というよりは、好きなアンティーク雑貨やインテリアを買い付けるために短期滞在の目的で渡航しました。渡航予定期間は、約2ヶ月。イギリスに入ってから、ベルギー、オランダ、フランスへと周遊しました。
楽しく旅行を続け1ヶ月が過ぎ、最後のフランスのアンティークで有名な町に行ったときです。アンティークマーケットをぶらぶらしているときにスリに遭いました。
その日は、買ったアイテムを入れるためのキャリーケースとかばんを持っていたのですが、キャリーケースに荷物を入れている間にかばんをスられました。
幸い、パスポートとクレジットカードは別のところに入れていたので無事だったのですが、かばんの中には、外貨を入れている財布とデジタルカメラ、メガネ、メモ帳や化粧ポーチなどを入れていました。被害金額は約25万円程度でした。
フランス人の友人と一緒に行動していたので、すぐに警察に向かいました。
警察ではフランス語で調書の作成が行われました。
私は英語は話せるのですが、フランス語はたどたどしく、買い物やホテルやレストランで必要な最低限のフレーズしかわからないほどの会話力です。
スリの被害に遭った町は、南仏の田舎町で警察官も英語を話せる人がひとりしかいなく、ほとんどがフランス語でのやり取りだったので、フランス人の友人がいて非常に助かりました。
私は、長年、JALカードのゴールドカードを所持しており、そのカードには海外旅行保険が自動付帯されています。
クレジットカードは無事だったので、すぐにインターネットで調べて海外旅行傷害保険のサポートデスクに連絡を入れました。サポートデスクは、日本語が話せる外国人のスタッフが対応してくれました。そして、スリの被害についても海外旅行保険の補償内容に含まれていること、保険適用のためには、現地警察での被害の証明となる書類を発行してもらっておく必要があることを聞きました。
警察での手続きの最後には、警察のスタンプが押された被害届の証明書のような書類をいただいて、帰国しました。
帰国後、すぐにカードのサポートデスクに電話を入れ、あらためて保険適用のための事務手続きについて説明を受けました。申請に必要な書類には、現地警察で発行された証明書のほかに、被害にあったアイテムの購入時の領収書が必要と聞きました。
私は、ブランド品や家電製品を購入した時の領収書はきっちり保管していたので、被害に遭ったデジタルカメラやブランド財布の領収書も保管していたものを現地警察の証明書とともに添付して、サポートデスクに送付しました。
必要書類に不備もなく、友人のサポートもあって、被害に関する手続きもきっちりとできていたため、被害にあった額の申請した金額25万円が約1ヶ月後に入金してもらえました。
海外旅行障害保険の保険を適用してもらうためには、事故でも事件によるものでも現地で発行された証明書や領収書が必要になります。言葉がわからないとうまく書類を作成できなかったり、病院や警察での対応に非常に困ると思います。
何度も海外旅行をしていますが、海外旅行でスリや事故の被害は頻繁に起こりえると思うので、トラブル時に必要なフレーズ集はいつも持ち歩いていたほうがいいと思います。