ゆっちさん(男性/28歳)の海外旅行保険体験レポート
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旅行先 | タイ・バンコク |
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旅行時期 | 2014年12月 |
加入保険 | 損保ジャパン |
補償金額 | 約12万円 |
世界一周中である僕が、タイのバンコクにあるカオサンロードを訪れて2日目の夜に事件は起こりました。
友人と屋台で食事をしていたのですが、気がつくとすぐ横に置いてあったはずの僕の荷物がありません。やられた、と思いました。
お酒も入って注意力が散漫になっていたので、至近距離の犯行にも気がつかなかったのです。
幸い僕は損保ジャパン、金子秀人損害生命保険事務所が代理を務めてくれた海外保険に入っていたので早速そちらに電話をしてみることにしました。
電話で本人確認を行うため生年月日や保険証券の番号を伝え、その後事件の経緯について詳しく伝えました。
全ての事情を伝え終え、対応してくれた女性オペレーターに今後の指示や注意事項を伺いました。
要約すると以下の通りです。
・盗難の被害に遭った証明が必要なので最寄りの警察署へ行きポリスレポートを発行してもらう必要があること。
・あらかじめ保険契約者に配られている保険の支払い申請書を記入し、盗難にあった被害品を全て書き出すこと。
・支払われる金額は僕の購入額では無く、時価を基準とし、発売されてからの期間が経てば経つほど減額されるしくみであること。
僕の場合は保険料支払い申請書を持参していましたが、持参していなくてもインターネットからメールをでダウンロード出来る様です。
ちなみに僕の加入していたプランはS21というもので携行品については30万円まで補償されていたので問題なく審査が進めば被害額のほぼ全てが戻ってくる筈でした。
翌日早速警察署へ行き、ポリスレポートの発行を要求したのですが現地の警察官の対応は非常にいい加減で、手続きをめんどくさがってなかなか承諾をしてくれませんでした。
しまいには賄賂を要求され唖然としてしまったのですが、背に腹は変えられないので賄賂を泣く泣く払い、ようやくポリスレポートを手に入れることが出来ました。
盗まれたことももちろん落ち込みましたが、信頼出来るはずの警察官の冷徹さにも非常に辛い気持ちにさせられました。
あとは自分で申請書に被害品と購入額、購入した日付などを記入し、ポリスレポートと共に現地の郵便局から日本に郵送しました。
結局約1か月後に口座に保険金が支払われました。金額は僕が購入した金額とほぼ変わらない金額(12万円)でした。被害品のほぼ全てがヨドバシカメラで日本を経つ直前に購入した新品だったからです。
この一件があって感じたのは、保険に入っている時の安心感です。
何が起こるか分からない海外だからこそ保険に入っておくべきであり、安心感を得ることこそが海外保険に加入する理由になると思います。
よく保険に入らないで旅に出ている人を見かけますが辞めた方が良いと思います。
お金の問題では無いし、何かあってからでは遅いからです。もし重い病気になってしまったら保険金の何倍もの金額が必要になってしまいますし、非常にリスキーだと思います。
海外で自分自身を守れるのは自分だけです。自分を守る術として海外保険への加入することを強くお薦めします。