londonowさん(女性/29歳)の海外旅行保険体験レポート
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旅行先 | ベルギー |
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旅行時期 | 2010年夏 |
加入保険 | 楽天カードの携行品保険のみ |
補償金額 | 2万円 |
フランスに母と一緒にひと月ほど海外旅行をしていたときに、一日ベルギーのブルージュという小さい可愛らしい町に出かけた時の事です。
都会のパリでは、電車に乗るときは必ずバッグを前にし、みんな泥棒にみえるくらい警戒していたのですが、うっかりのどかなベルギーの風景に気を抜いた私が悪かったと反省しています。
ブルージュの観光スポットである広場に到着して、ランチをした後(ここまではお財布があったので、ランチを支払えています)、馬車で小さな町を周遊しようと、母と一緒に馬車に乗り込みました。
2人がけの小さな馬車で、観光自体は大変楽しかったのですが、いざ終了後にお金を払おうとしたら、バッグからお財布が忽然と消えていました!
馬車の運転をしていた若い女性とは触れ合っていませんので、おそらく広場で馬車にのろうかと母と相談していた時に、その辺にいたプロのスリにやられたんだと思います。
お財布自体は、1万ちょっと、現金もそこまで入れていなかったのですが、気分はガタ落ち。
ここで一番先にやることはクレジットカードの停止です。
(自慢できる話ではないのですが)以前にもスリに2回もあっている私、しっかり楽天カードの紛失した際の緊急連絡先をノートにメモしていました。
なので、携帯からすぐカード会社に連絡して、カードを緊急停止してもらいました。
さて、次にやるのは警察署に行って、事情聴取をうけ、盗まれたことを証明する紙(=後で保険会社に送る際に必要です)をもらうことです。
困ったのは、フランスの警察署や大使館は抑えていたものの、ベルギーまでは調べていなかったことです。
こうなったら、手あたり次第、周りの人に”Where is police office?”と聞きまくりです。
英語がそんなに伝わらないので、30分ほどかかりましたが、無事に警察署に到着。
のんびりしている暇はありません、日帰り旅行ゆえ、帰りの列車の時刻が2時間後に迫っていたのです。
汗びっしょになりながら、警察署に飛び込み”I was stolen my wallet!”と血相を変えて話す日本人に、きっと現地のおまわりさんもびっくりしたことでしょう。
英語があまり通じないので、向こうの質問がよく理解できなかったものの、「お財布は何色だったか?いつ?いくら?」といったものを確認して、身振り手振りでようやく1時間かけて事情聴取終了。
そのあとは、走って帰りの列車に間に合いました。
日本に帰ってから、楽天カードに電話して携行品紛失保証の手続きをしました。
旅行代金を楽天カードで支払っていなければ、この手は使えませんし、あまり払おうとする態度ではないため、「でも、ここにこう書いてありますよね?」といった押し問答を1度した記憶があります。
ただ、数日や一週間ちょっとの旅行であれば、私は保険金がもったいないので、いつも旅行代金を楽天カードで払って、この保険だけにしています。
もし、旅行先でトラブルにあった時に備えて、
・緊急連絡先(クレジットカードの会社あて、紛失届のコール先)
・現地の警察署に届け出て、その証明をもらうこと
だけは忘れないでください!
あと、大事なことはお金は後で戻ってきますので、がっかりした気分をいつまでも引きずらないことが大切だと思います!