PR
保険会社で加入する国内旅行保険は、クレジットカード付帯の保険とどう違うの?
エイチ・エス損保と横浜インビテーションカード付帯の保険で比較してみました。
補償内容は同じ?
エイチ・エス損保と横浜インビテーションカードの国内旅行保険の補償内容を、表にまとめました。
エイチ・エス損保の国内旅行保険では、補償額によって2タイプが選べ、さらに携行品損害補償の有無も選べるので、計4タイプのプランがあります。
ここでは、補償額の違う2タイプの補償内容を「A」「B」と表記しています。
エイチ・エスA | エイチ・エスB | 横浜 インビテーション カード |
|
---|---|---|---|
死亡 |
500万円 |
1,000万円 |
1,000万円 |
後遺障害 |
最高500万円 |
最高1,000万円 |
30~1,000万円 |
入院日額 |
4,000円 |
5,000円 |
5,000円 |
通院日額 |
2,000円 |
2,500円 |
3,000円 |
手術 |
所定の手術を受けた場合 |
所定の手術を受けた場合、 |
手術の種類に応じて |
賠償責任 |
3,000万円 |
3,000万円 |
なし |
携行品 |
補償ありの場合10万円 |
補償ありの場合10万円 |
なし |
救援者費用 |
100万円 |
100万円 |
なし |
比較してみると、死亡・後遺障害・入院・通院・手術は、共通して補償されています。
それぞれの補償額は、横浜インビテーションカードの方が手厚くなっています。
しかし、賠償責任・携行品損害・救援者費用はエイチ・エスにしかない項目です。
補償以外に違いは?
補償内容以外にも相違があります。
|
エイチ・エスA | エイチ・エスB | 横浜 インビテーション カード |
---|---|---|---|
費用 |
日帰り330円から |
日帰り440円から |
年会費無料 |
保険の範囲 |
被保険者本人 |
カード会員と家族 |
|
補償条件 |
特になし |
カードの利用が必要で、補償されるトラブルも限定される |
まずコストについてです。エイチ・エスの場合、一番安いのはここで言うAプランの携行品損害補償ナシのもので、日帰り(1日間)で330円の保険料がかかります。
1泊(2日間)で340円、2泊(3日間)で370円と上がっていきます。携行品損害補償をつけると1日間で670円、2日間で680円です。
Bプランの場合、携行品損害補償ナシで1日間440円、2日間460円となり、携行品損害補償をつけるとそれぞれ、780円、800円となっていきます。
それに対して、横浜インビテーションカードは年会費無料なので保険自体にコストはかかりません。
そして、保険の補償対象にも違いがあります。
エイチ・エスでは旅行者1人ずつに契約が必要なのに対して、横浜インビテーションカードは家族特約があり、カード会員の配偶者、生計を共にする同居の親族および別居の未婚の子も補償の対象になります。
ただし横浜インビテーションの保険は利用付帯で、旅行に関する支払いをカードでした場合にのみ使えます。
また、補償されるのは以下の3つに限定されます。
・旅行に必要な公共交通用具(公共交通機関のこと)に乗っている間
・宿泊施設に宿泊している間、火災・破裂・爆発があった場合
・宿泊を伴う募集型規格旅行(ツアーのこと)に参加している間
つまり、マイカーで旅行中事故にあったとか、ホテルの浴室で転んでケガをしたとか、そういった場合は補償の範囲外になります。
ツアーだけは別で、ツアー参加中のトラブルはだいたいカバーされるようになっています。
ちなみに、エイチ・エスの保険ではそのような制限はありません。
賢く使い分けで快適な旅行を
このように、一口に国内旅行保険と言っても、損保の保険とカード付帯のものとでは少しずつ違います。
損保の保険は旅行ごとに契約が必要でコストも掛かりますが、補償内容をカスタマイズできますし補償範囲が広いです。
カード付帯の保険では、補償内容に制限がありますが、ツアー旅行に限ればその制限も気になりません。
また、契約の手間やコストを抑えつつも万が一の備えになります。
それぞれに得意なシチュエーションが違うので、「今回はツアー参加だからカードの保険で十分だろう」とか「海へ遊びに行くから保険会社の保険をかけよう」という風に使い分けるのが良いでしょう。