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一口に海外旅行での事故といっても、その内容や対応は様々です。
いくつかの事例を、保険会社のデータなどから集めてみましたので参考にしてください。
治療費、救援者費用
事故や病気によって治療を受けたり、家族が駆けつけた事例です。もっとも件数が多いトラブルです。支払い金額は、「傷害・疾病治療費」と「救援者費用」を合算した金額となっています。
国・地域 | 事故内容 | 支払い金額 |
---|---|---|
ハワイ | 牧場で乗馬体験中にバランスを崩して落馬し、腰と背中を強打。現地にて受診し、医師の指示のもとビジネスクラスで帰国。 | 150万円 |
グアム | 水ぼうそうと診断され、帰国予定日に帰国できず、ホテルに延泊。 | 30万円 |
フランス | 夜間、石畳の道で転倒して手首を骨折。現地で受診し、帰国後も通院した。 | 65万円 |
オーストリア | ホテルのバスルームで転倒し、救急搬送。大腿骨頸部骨折で手術と19日間の入院。家族が駆け付け、医師が付き添って医療搬送した。 | 555万円 |
北京 | のどの強い痛み、息苦しいなどの症状があり、救急搬送。急性咽頭炎と診断され、6日間入院。 | 15万円 |
タイ | ビーチで眠ってしまい、日焼けからヤケドになってしまう。現地で受診し、帰国後も通院。 | 11,000円 |
インドネシア | 強盗に襲われ、ナイフで刺されて負傷。現地にて入院。その際にバッグを盗まれた。 | 治療費:350万円 携行品:25万円 |
最も金額が高いケースでは治療費と救援者費用合わせて555万円です。
治療費と救援者費用の内訳は公表されていませんが、家族二人がオーストリアに駆けつけた場合の救援者費用は、往復航空券だけでも正規料金で160万円を超えることになります。
おそらく傷害治療費自体は400万円以下で収まり、究極のクレジットカードなら2枚で問題ない金額でしょう。
当サイトで募集した海外旅行保険の口コミも参考にしてみてください。
|病気の治療(疾病治療)|ケガの治療(傷害治療)|
携行品損害
持ち物が盗難や故障にあった事例です。治療費に次いで件数が多いトラブルです。
国・地域 | 事故内容 | 支払い金額 |
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アメリカ | レンタカーをホテルの駐車場に停めていたところ車上荒らしにあい、車内にあった荷物が盗まれた。 | 25万円 |
イタリア | スーツケースを転がして移動していたところ、石畳のくぼみにはまってキャスターが壊れた。 | 3,150円 |
フランス | 2人組みの男たちに後ろから鞄をひったくられた。 | 54万円 |
エジプト | デジカメの中に砂が入り、正常に動かなくなった。帰国後に修理をした。 | 15,000円 |
タイ | 買い物中に横に置いていた荷物を盗まれた。 | 12万円 |
傷害死亡
海外での事故により死亡してしまった事例です。
国・地域 | 事故内容 | 支払い金額 |
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フランス | スキー中に転倒し、首と背中を強打。頸部脊椎を骨折し手術を受けたものの、後遺障害が残るだろうと宣告を受ける。事故の3カ月後に帰国したが、移送先の日本の病院で死亡。 | 400万円 医療費・移送費の超過分は本人の負担 |
スペイン | 出張中の会社員がホテル浴室内で死亡。現地で解剖を行った。 | 1,087万円 |
グアム | ビーチで遊泳中の男性が行方不明になり、捜索の結果、溺死していた。 | 1,048万円 |
損害賠償
自分の過失などで損害賠償を求められた事例です。
国・地域 | 事故内容 | 支払い金額 |
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アメリカ | 歩行中に人と接触。相手の眼鏡が落ちて傷つけてしまい、損害賠償請求を受けた。 | 9,000円 |
ハワイ | ホテルのセーフティボックスのカギを紛失してしまい、ホテルから賠償請求。 | 10,000円 |
フランス | 4つ星ホテルに滞在中、部屋の浴槽からお湯をあふれさせ、階下や周囲の部屋を水浸しにしてしまった。 | 1,243万円 |
シンガポール | レンタルしていた携帯電話を盗まれ、レンタル会社に賠償請求された。 | 21万円 |
タイ | レンタルのジェットスキーを操作中、他のボートに衝突してしまい、相手側ボートの修理費用が発生。 | 25万円 |