家族の分もクレジットカード付帯の海外旅行保険で備えるために

PR

家族で海外旅行をするなら、配偶者も子供の分も全員が海外旅行保険に入る必要があります。

一般の海外旅行保険は、家族全員で加入すると１万円を超えることも多く、結構な負担です。

どうすればクレジットカード付帯の保険を活用して、家族分の補償もしっかりと備えることができるのか。その方法をご紹介します。

夫婦の分は年会費無料の保険付きカードで

夫婦だけの旅行であれば、クレカで海外旅行傷害保険を万全にするのは簡単です。
夫婦それぞれが「年会費無料の海外旅行保険付きカード」を２枚持っておけば、お金を一切かけることなく十分な補償額を実現できます。

主婦・主夫の方でも、配偶者に安定した収入があれば、カードの審査は問題なく通りますから心配はいりません。加入する時は夫婦で同じカードに揃えておくと、万が一の際、カード会社の連絡先が共用できますし、保険金請求の手続きがスムーズにできるので便利です。

夫婦それぞれが申し込むのは手間がかかるので、どちらかが申し込んで家族カードを発行するという手もあります。家族カードの発行は有料の場合もありますが、家族カードがあれば配偶者も本人と同じように海外旅行保険の補償対象となります。

子供も配偶者も補償対象にできる唯一の年会費無料カード

子供が18歳未満の場合、クレジットカードの申し込みができません。カード会員が家族のために追加で発行する家族カードもありますが、こちらも申し込み条件は18歳以上となっています。

その問題を解決するのが、一部のクレジットカードの海外旅行保険に付いている「子供の補償」です。カードを持っている本人以外も保険の対象になるというもので、小さなお子さんの分も、お子さんが5人いても全員が保険に入っていることになります。

年会費無料のカードでも、「家族・子供全員の補償」を付けられるカードが1枚だけあります。サークルKサンクスなどを運営するユニーグループの年会費無料カード「UCSカード」で、「旅とくプラス」というオプション（年間1,000円）を付けることで、家族全員の海外旅行保険をまかなえます。

UCSカードの旅とくプラス
年会費	付帯
1,000円（カード年会費は無料）	自動付帯
治療費用（家族）	治療費用（本人）
100万円	100万円
携行品損害（家族）	携行品損害（本人）
20万円	20万円

年間1000円の費用がかかるため完全無料ではありませんが、家族全員を1枚で補償できるのは、一般カードではこのカードの「旅とくプラス」以外にありません。

しかし、このカード1枚では、傷害・疾病治療費の補償額は100万円となります。大人にくらべて病気やケガをしやすい子供にとっては、もしものことを考えると不安が残る金額です。

治療費は十分にするなら300万円はほしいところですから、このカード1枚だけで子供の分の保険を代用するのは難しい、と言わざるを得ません。

とはいえ、クレジットカードで子供の保険を代用できないというわけではありません。

ゴールドカードの家族特約なら１枚で解決

結論として、子供の分の保険は「ゴールドカードの家族特約」を活用するのがベストです。「家族特約」とは配偶者も子供も補償してくれるもので、ゴールドカードならではの特典です。

ゴールドカードは年会費がかかる分、海外旅行保険の補償額が高いカード、家族特約が充実したカードがあります。

一番おすすめできるのは、三井住友VISAゴールドカードです。

三井住友VISAゴールド
特徴
初年度無料の上、年会費を4,000円まで割引できる抜群のコスパ。 補償額は本人300万円・子供200万円と十分な内容です。
年会費	付帯
4,000円〜10,000円 （初年度無料）	自動付帯
治療費用（家族）	治療費用（本人）
200万円	300万円
携行品損害（家族）	携行品損害（本人）
50万円	50万円
空港ラウンジ	キャッシュレス診療
国内30か所	OK
その他の特典
●ゴールドカード専用デスク　●ショッピング保険

三井住友VISAゴールドカードは家族特約が付いている上に初年度無料ということ、2年目からの年会費が格安の4,000円（割引特典利用）ということが最大の特徴です。

20代の方なら20代限定の「三井住友VISAプライムゴールド」に申し込みでき、年会費はわずか1,500円で済みます。

このカードは、ゴールドカードなのに初年度無料なのがうれしいところ。家族で1万円を超える海外旅行保険に入らずに済むので、初年度はその分、丸々得してしまうことになります。

さらに空港ラウンジが使えるといったゴールドカードならではのメリットも見逃せません。 1枚で奥さんも子供も、家族全員の安心をカバーできるのは手間いらずで心強いものです。
一言でゴールドカードと言っても、家族特約が付いているカードは一部ですし、年会費無料のカード以下の補償額のものも多々あります。

数あるゴールドカード・プラチナカードを調査した結果、コストパフォーマンスで選んだおすすめカードは『子供・家族も補償される海外旅行保険付きクレジットカード』でご紹介しています。おすすめカードの中には年会費が数千円で済むゴールドカードもあります。3年に1回でも旅行すれば年会費の元が取れる計算ですね。

家族特約で補償対象になるのはどの範囲まで？

三井住友VISAゴールドカードやUCSカードの海外旅行傷害保険で、家族として補償されるのはどこまでなのかについても正確に知っておきましょう。

三井住友VISAゴールドで確認しておきたいのは「配偶者が家族特約の対象ではない」ということ。ですが、無料の家族カードがあれば配偶者も本人と同様に補償されるので、家族カードを発行するようにしましょう。

それ以外の点については、細かい条件・表現は異なりますが、大まかにはどちらも同じ対象です。

一般的な「家族」という言葉と認識が違うのは「別居している両親は、血族でも対象外」「結婚した子は対象外」ということでしょうか。

ほかのゴールドカードの家族特約も、補償対象は同様のものがほとんどですが、まれに配偶者が家族特約の補償対象ではない場合もありますのでご注意ください。

Tweet